建築工事が始まる前に地鎮祭を行います。地鎮祭とは土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式として昔から行われてきました。一般的には神主を招いて行いますが、お施主様によって地鎮祭を行わない方もいます。
はじめてお家を建てる方は特にですが、地鎮祭で用意するお供え物等わからない方は多いと思います。
お施主様が用意するのは一般的には水・塩・酒(1合程度)お供え物の他にお清めなどでも使用します。お米(1合程度)、紅白のお餅(縁起物ととして良いです)季節のお供え物(季節に合わせて神様にお供え物を用意します)尾頭付きの鯛、乾物、野の幸(野菜 2~5種類程度)例えば人参・キャベツ・茄子・トマト・ごぼう白菜等 あと、山の幸も2~5種類程度揃えます、例えば苺・バナナ・みかん・柿・桃・ぶどう・リンゴ等です。
地鎮祭で使用する、竹・麻縄・砂は工務店が揃えます。お祝い事なので工務店の方でお祝いののし紙で包んでお酒を用意します。
地鎮祭の準備は地鎮祭が始まる30分前から始めます。地鎮祭の時間は約1時間程度です。
それと、初めてお家を建てる方は神主さんにお渡しするお金について悩むと思います。
地鎮祭で神主さんにお渡しするお金は新札又は綺麗なお金を紅白の蝶結びののし袋か、なければ白い封筒に入れて「初穂料」又は玉串料と書き神職が到着されたら、「本日は宜しくお願いします。ここに初穂料を用意しました。どうぞお納めください」と述べながらお渡しします。費用は3万円から5万円くらいです。今回注文住宅のご依頼を頂いたお客様は川崎にお住まいで木造住宅での建て替えをご希望されており、地元川崎の神主さんに来て頂きました。